ガンダム00

□*理想*
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「なぁ刹那」
「なんだ?ロックオン」
ある日、二人で刹那の部屋でくつろいでいた時の事。
ロックオンがコーヒーを飲みながら、不意に話しかけてきた。
「刹那の好きなタイプってどんな奴?」
「タイプ?」
「そう。理想とか」
「理想か…」
ロックオンは当然自分の事、もしくは自分みたいな人と答えると思っていたが、刹那の口から出た答えは意外なものだった。

「俺の理想は…エクシアだ」
「え!?」
「なぜ驚く?」
「あ…いや…。エクシアのどこがいいんだ?」
「綺麗でカッコ良くて繊細で…簡単に言えば全部だ」
「ぜ…全部…」
ロックオンは項垂れた。
そんなロックオンを見て刹那は、
「どうしたんだ?ロックオン」
と、不思議そうに言った。
「あ〜…いや…」
と言った後、ふと思いつき、ロックオンはニヤリと笑った。
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