ガンダム00

□君の声
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「ロックオン…」


深夜1時30分。
そろそろ眠ろうとした頃、突然刹那が部屋を訪れた。
「どうした刹那?眠れないのか?」
「…」
問いかけても、刹那は俯いたまま話さない。
「刹那?」
もう一度優しく問いかけると、刹那はやっと口を開いた。
「一緒に寝てもいいか?」
刹那にしては珍しく、少し遠慮がちに尋ねてきた。
「いいぜ。でもどうしたんだ?」
ロックオンは驚きと嬉しさの混じった声で聞いた。
「なんでもない」
そう言う刹那は、なんでもないと言う顔をしていなかった。
ロックオンは、なにかあったんだろうなと思いつつも、問いただしたりはしなかった。
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