ガンダム00
□*涙*
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「あ…ん…」
少し触れただけで先走りが漏れるソコをゆっくりと扱いていく。
「は…ぁ…」
だんだんと荒くなっていく息。
それに応えるように、根元から扱いていく。
「んっ…」
少しの刺激では足りなくなってきて、手のスピードを早める。
「あ…んんっ」
先端を円をなぞる様に撫で、裏筋を先端から根元にかけて撫でる。
「ふぁっ…」
すでにそそり立っている自身。
溢れ出る液を潤滑油に、自身を絶頂へと導く。
「ん…あ…あぁぁっ」
先端に軽く爪を立てた時、刹那は手に白濁の液を放った。
「は…あ…はぁ…は…はははっ」
荒い息を吐きながら、手に放ったものを見て、刹那は笑った。
こんな時に何をしているんだ、そう思い笑った。
そして、泣いた。
膝を抱え、溢れる涙を止めることも出来ず、刹那はロックオンを思った。
せめて君のために涙を流そう。
他に何も出来ないから。
戦うことしか知らなかった自分に、君は愛することを教えてくれた。
「ありがとう」
ロックオンは、二度と戻らない。
END
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