ガンダム00
□想
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なんとなく眠れなくて、夜中に艦の中を歩いていると、刹那の部屋からくぐもった声が微かに聞こえてきた。
(なんだ?)
不思議に思った俺は、扉に耳をあて、中の様子を窺った。
「ん…あ…」
中から聞こえてきたのは、刹那の喘ぎ声。
(あぁ…。真っ最中か)
そう思い、邪魔をしたら悪いなっと思い、立ち去ろうと思ったが…
「ロック…オン…」
そう言う刹那の声が聞こえ、思わず立ち止まった。
一瞬自分の事かと思ったが、まだ数日しか一緒にいないのだから、ありえないと思い直した。
(兄貴のことか…)
そう思ったとたん、何故かイライラしてきた。
そして、気がつくと扉を開けていた。