ラビユウ
□ずっとずっと
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「ねえユウ、この大きな木はなんて言うんさ?」
「これは「桜」って言うんだぞ」
「へぇー…すごく綺麗さ…」
「ああ…ほんとににキレイだな」
この時から俺はラビの事が大好きだった。
だからラビと過ごす日々は本当に楽しかった。
「…ユウはオレの事好きさ?」
「ん…」
顔が真っ赤になったのが自分でも分かる。
「じゃあさ…ユウは将来結婚してくれる?」
「うん…仕方ないからなってやってもいいぞ?」
「ありがとう…!じゃあこの桜の木の下で結婚しようね?」
「そうだな。桜のキレイな時期に…」
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