伸ばした手は空をきった
□誓いの雨
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『う"お"ぉい!!!
俺はてめぇに付いて
行くぜぇ・・・XANXUS』
『・・・ハッ』
てめぇを守る自信が
俺には有ったんだ
だからあそこまで
言った…
雨戦で俺があのガキに
敗北するとは
思ってなかった
何より
てめぇが大空戦で
負ける事なんて誰も
知らなかった
一番近くに居た
俺さえも…
なぁ"ぁ、XANXUS
まだテメーは…
争奪戦の事を
引き摺ってんのかぁ?
暗闇に溺れた過去は
明るさを取り戻す事も
無くて
それでも想い忘れられず
自分の弱さに
縋りつく
まるで俺みたいだ
(そう思って、苦笑した)