本編

□鈴の音と彼。〔後半〕
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「いつから……居たの?」

やな予感がした。




「今日はずっと、木の上に居たよ」


「もしかして…………











………寝顔みた?」







「うん、静かに寝てたしね♪」




――――…不覚だった。
あの時から居たなんて……――。


女として、
少し複雑な気分だった。




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