幸せの場所V
□涙の向こうに
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テ「ノエルありがとう。それじゃあみんな、機会があればまた会いましょう」
ジ「ええ」
ア「ばいば〜い♪」
ガ「またな」
ナ「きっとですわよ?」
港で手を振りながら別れの言葉を交わした後、アルビオールはまた舞い上がり、あっという間に空へと消えていった
テ「・・・帰ろう」
一人家に向かう道のり
なんだかとても寂しく感じる
長い間みんなと過ごしてきたせいだろうか
それとも憧れだった兄と教官がもうこの世界にはいないから?
ううん・・・
違う・・・
なんでこんなにも帰り道が長く感じるの・・・?
なんでこんなに寂しいの・・?
なんでこんなに弱くなったの・・・?
そうだ・・・
彼がいないからだ・・・
ルークが・・・旅をするうちに近くにいるのが当たり前になってしまって・・・・
ううん・・・それだけじゃない・・・・
一番の理由は・・
彼のことが・・・愛しいからだ・・・・
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