幸せの場所
□花嫁修業もあなたのためなら
1ページ/2ページ
からかわれてつい否定して
でもあなたのためなら・・・
それは旅の途中
私が料理を担当したときのこと
私が料理は嫌いじゃないって言ったら
ル「ふーん。普通の女の子みたいだな」
あなたはそう言った
テ「ふぇ!?あの・・あくまで訓練の一環として///」
あなたがそんなこと言ってくるなんて思わなかったからあわてて否定した
その後大佐やアニス、ナタリアにまでからかわれて
後から思えば
何であんなに否定したのか自分も不思議に思った
いろいろ理由を考えてみたけれど
どう考えても理由は一つしか見つからなかった
それはあなたがあんなことを言ったから
おそらくほかの誰が言ってもあんなにあわててなかったと思う
私が花嫁修業するとしたら
誰のためにするかなんて決まっているから
私はあなたのために花嫁修業をする自分をつい想像して
その時からかわれたからあんなに否定したのよ
恥ずかしくてね
だけどもし将来あなたのために花嫁修業をするのなら
私はどんなにからかわれても
どんなに恥ずかしくても
肯定できる
だから早くそんな日が
きてくれないかしら
その前にこの想い
つたえなきゃ
いつ言えるかわからないけど
いつか伝えるから
待っててね
あとがき>