異次元の幸せ
□夢に向かって―本格始動―
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前日、ローレライ中学校にて
イ「アニス、明日・・・お願いしてもいいでしょうか」
ア「もちろんですよ、イオン様。ご一緒させていただきますぅ♪」
イ「すみません・・・アニスにはいつも迷惑をかけますね・・・」
ア「そんな事ありませんよ、私はイオン様といられるだけでいいんです♪」
イ「ありがとうございます。でもアニスは野球より他の所に遊びに行きたいでしょう?」
ア「私だって野球はそんなに嫌いじゃないし、イオン様がいなきゃ嫌ですよぅ。それにこれも一応デートじゃないですかぁ〜」
イ「デート、ですか・・・ふふ、そうですね」
ア「それに去年から行ってるんですから今更ですよぅ」
イ「確かにそうですね・・・しかし今回はどうしても確かめたいことがあるんです・・・」
ア「ルークっていう人の怪我の状態・・・ですか・・・?」
イ「ええ‥彼ほどの選手が怪我なんて・・・」
ア「この前テレビで少しやってました・・・今年の大会は出れないって・・・」
イ「はい‥しかしそれしか報道されてません・・・ですから気になるんです」
ア「わっかりました。明日、イオン様の家に8時に向かいます♪」
イ「すみません‥よろしくお願いしますね」