幸せの場所U

□わ、私だって//・・
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バチカル市街

ティアは新しくできたというランジェリーショップにいた

その目的はもちろん下着を買うためなのだが、ティアは他のお客とは違い、頬を微かに染めながら選んでいた

テ(ル、ルークはどんな下着が好みかなぁ//・・・)
普段着る下着はもう選んであった

しかしそれとは別に買おうとしている彼の為の下着

ティアの頭にふと自分がルークに抱かれるところを想像する

テ(ぽわわ〜ん・・・・・・ぼん!)

ティアは湯気がでそうなくらい真っ赤になる

テ「わ、私なにを考えて///・・・・」

「ふーん、一体なにを考えてたのかなぁ〜♪」

テ「えっ//・・?」

ティアは不意に後ろから声をかけられ振り返る

テ「ア、アニス//!?どうしてここに!?」

ア「やっほー☆奇遇だね♪ちょっと息抜きにバチカルにきただけだよ☆と・こ・ろ・で!ティアはなんでこんなとこいるのかなぁ?」

テ「べ、別に下着を買いに来ただけよ//」

ア「へえ〜、バチカルまで来て?ルークに会いにきたついで?」

テ「違うわ、今日はルーク仕事だから」

ア「じゃあなんで?」

テ「それは//・・・」

ティアはしまったとばかりに口を手で隠す

ア「これはアニスちゃんの想像なんだけど〜、ルークの為・・・とか?」

テ「そ、そんな事ないわよ//・・・」

ア「ティア〜、ティアもルークと同じくらい嘘が下手だよねえ〜」

テ「う//・・・」

ティアは観念したように俯く

ア「別にいいじゃん女の子同士なんだからさ〜、アニスちゃんなら相談にのるけど〜?」

ティアは少し迷うもののアニスに捕まった時点で無駄だと悟り仕方なく語り出す

テ「実は――――」
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