幸せの場所U

□たじたじ逃亡劇
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これはまだルークとティアが想いを伝え合う前の話

そう、ルークが『超』がつくほどヘタレだった頃の―――




宿の女性部屋にて


女性陣はアニスいわく、恒例の女の子会議を開催中であった

今日の議題、というか毎回と言ってもいいが・・・

ア「ティア〜いい加減ルークと付き合っちゃえばいいのにぃ♪」

テ「ば、ばか//・・・そんな簡単に・・・」

ナ「ティアはもっと素直になるべきですわ。もっとルークに迫ってみたらどうです?」


そう、議題は勿論ルークとティアについてである

テ「せ、迫るって//・・・そんな事できないわよ・・・」
コンコン

すると扉が叩かれる

ア「誰だろ?はーい」

ドアを開けると

ジ「私です♪」

そこにいたのはジェイドだった

ア「大佐?今は女の子会議中なんですけど・・」

ジ「その事ですが。アニス、ちょっと・・・」

ア「ほえ?」

アニスはジェイドに言われて廊下に出る

ジ「ティアにお酒でも飲ませたらどうです?(ボソボソ)」

ア「あ、それいいかもです。てか、聞いてたんですか?」

ジ「気のせいです♪ここに栓を抜いてない少し強めのお酒がありますから使ってください☆」

ア「(絶対聞いてたなこの人・・)どうしてそんなの持ってるんですか?」

ジ「さあ?なんででしょうかね?」

ア「(白々しい・・・)まあとにかく使わせてもらいます」

ジ「ええ、面白い事になるのを期待してますね♪」

そう言うとジェイドはニコニコしながら歩いていった
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