幸せの場所U

□SS集W
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【寂しかったんだもん】


ル「そういえばティア」

テ「なあに?」

ル「ティアの部屋さ、ぬいぐるみが増えてたような・・・」

テ「あ//・・・あれは・・・」

ル「?」

テ「寂しかったんだもん・・・・あなたがいなくて・・・」

ル「だからぬいぐるみを?」

テ「うん//・・・夜は抱いて寝たりして・・・」

ル「そっか・・・」

テ「でもね・・・」

ル「ん?」

テ「ぬいぐるみは・・・暖かくなかった・・それに、抱きしめ返してくれなかった・・・」

ル「・・・・」

テ「当然よね‥ぬいぐるみなんだから・・・でも今は違うわ」

ル「俺が帰ってきたから?」

テ「そうよ、あなたはぬいぐるみと違ってとても暖かくて、私を包んでくれる・・・」

ル「当たり前だよ、何度でも抱き締めてやる。会えなかった分も・・・それに、これからもずっと・・・」

テ「ええ・・・」

ル「もう寂しいなんて言わせない。いつでも、どんな時もティアの側にいて暖めてやるから」

テ「ふふ、なんかルークじゃないみたい・・・」

ル「前はヘタレだったしこんな事言えるようなやつじゃなかったけど・・・」
テ「けど?」

ル「いつまでもそんなんじゃだめだし、ティアにもちゃんと自分の気持ち伝えたいからさ」

テ「・・・そう」

ル「こんなふうにさ」

テ「えっ・・・・・ん//・・ふあ//・・・」

ル「なにも気持ちを伝えるのは言葉だけじゃないだろ?」

テ「ばか//・・・」









ルクティアED後です
帰ってきてあまり時間は経ってません
ティアは実際ルークを待ってる間どのような夜を過ごしたんでしょうね・・・・
きっと寂しかっただろうな・・・と思って書きました
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