幸せの場所V
□桜花の如く
2ページ/7ページ
ひらり
ひらり
一面に散らばる薄桃色の花びら
絶えることをしらない花びらは自身の服にも舞い降りて
一つをつまんでじっと見つめてみる
きれい・・だな・・・
素直にそう思いつつ、一本の桜の木にもたれかかってみる
再び顔を上げて今度は上を見上げてみれば
舞い散る花びらと木漏れ日のコントラストに目を細める
ル「・・・・」
彼はそのまま目を閉じた
そばをいくそよ風ともたれかかった桜木に身を任せるように・・・
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ