異次元の幸せⅡ
□設定
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【聖ユリア学園】
ルークたちが通う学校。
全国の中でも屈指の進学校で、スポーツも盛んと言うまさに文武両道な名門校。
外観ははいかにもお金持ちが通うような学校（というか学校の域を超えている）だが、実力のあると認められた生徒にはそれなりの援助をして入学させている。
よって生徒の中には数名だが、お金持ちに交じって一般的な家庭をもつ生徒もいる。
【クラスについて】
クラスは学年ごとに７クラス。
クラス分けは定期的に行われ、全校生徒全員同じ問題を解答し、争われる筆記形式の『実力テスト（クラス替えテストとも言う）』によって決まる。
クラスごとに成績の良い順から
『ローレライ』
『レム』
『シャドウ』
『イフリート』
『ウンディーネ』
『シルフ』
『ノーム』
と言うように名前がある。
そしてその中でも全校生徒をあわせた中で特に優秀な９人は『アビス』と言われ、特別にアビス生徒専用の制服、さらに別館校舎が与えられるほか、
『授業の参加は自由』
『生徒会の組織並びに執行』
『個人の発言は教員一人に匹敵』
『生徒会の発言は理事長の発言に相当』
などをはじめとした特権が与えられる。
しかし、各学年の『ローレライ』の生徒にも一つだけだが、『アビスへの挑戦』という特権が与えられている。
これはアビスメンバーとの勝負（種目、形式は自由）に勝てば、代わってその人物がアビスに入れるというもの。
しかし提示したルールが公平でなくてはアビスメンバーは受けなくてもよい。
だがアビスメンバーの実力を恐れ、行使する生徒はそうはいない。
【制服】
・普通の生徒
男女ともにブレザー。
ネクタイは男性が黒、女性は赤。
全体的に上下共に小麦色を基調にしたもの。
下のシャツは白。
・アビスメンバーの制服
ネクタイの色は一般の生徒と同じ。
シャツの色も同じ。
だが下は黒のズボンとスカートで、ズボンは横の部分に縦で腰から裾に向かって、スカートは裾の部分に横で白い線が一本入っている。
さらに上は白を基調にしたもので、胸と両肩には『Abyss』と金の刺繍がされている（シャツも同様）。
その金色の刺繍がされたジャケットは全生徒の憧れである。
【アビス専用別館校舎】
一言で言うならもう学校と言う言葉では表せられない。
最新設備の教室、運動施設に加え、整った柔らかい芝生に埋め尽くされた広場、広大な面積をもつ温室（生徒会室も兼ねており、おもにみんなここにいる）、さらに温室内には高級システムキッチンを完備など、まさに一つの大豪邸のようになっている。
もちろん空調設備も完璧で、避暑のためのプールも完備。
次は人物紹介です