幸せの場所
□あなたの隣は誰のもの?
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宿に戻り、女性部屋に入るとアニスが料理のレシピを考えていた
ア「おかえりーティア」
テ「ただいまアニス・・・」
ア「ねえねえティア〜ルークとはどうだったの〜?」
私は返事を返すことができなかった
それどころか彼の名がでるだけで涙がでてしまう
テ「・・・っ!」
ア「わわわっ!どうしたのティア!」
私は涙をこらえながらアニスに訳を話す
ア「そっか…でも大丈夫だよティア!元気だしなよ!」
テ「うん・・・」
ナ「何が大丈夫ですの?」
扉のほうをみるとさっきのプレゼントを持ったナタリアがたっていた
ナ「まあ!ティア!なにを泣いていますの!これをあげますからどうか泣かないでくださいまし」
そういってさっきのプレゼントを差し出す
テ「これナタリアがもらったものじゃない・・・受け取れないわ…」
するとナタリアはいいえと否定する
ナ「違いますわ!これはルークからあなたへのプレゼントですのよ!」
テ「えっ?」
一瞬耳を疑った
テ「私に?・・・」
ナ「そうですわ!本当は私が誘わなければルークはあなたと一緒に出かけてあなたに直々にプレゼントするつもりでしたのよ。それを聞いたときは悪いことをしたと思いましたが、彼がプレゼント選びを手伝ってくれと言いましたのでお詫びのためにしっかり手伝ってきましたわ」
それを聞いた途端、私は大きな誤解をしていたのだと分かった。
するとアニスが嬉しそうに言う。
ア「良かったね!ティア!早くルークのとこにいってあげなよ。ほら、プレゼントしっかり持ってさ!♪」
ナタリアも
ナ「そうですわ。さあ行ってらっしゃいな。」
テ「え、ええ…」
私は押し出されるようにルークたちのいる男性部屋に行った。
コンコン
「ハーイ」
ガチャ
ル「ティア!どうしたんた?」
テ「ほかのみんなは?」
ル「今は俺一人だけど・・用があるなら探してこようか?」
テ「い、いいの!あなたに用があったのだから」
ル「俺に?」
テ「ええ。中に入ってもいいかしら」
ル「別にいいぜ。入れよ。廊下は冷えるからな。」
テ「ありがとう」
パタン
ル「で、どうしたんだ?」
テ「ルーク、これ///・・ありがとう///」
ル「あ、ああ///中まだみてないのか?」
テ「ええ、ナタリアに渡されたばかりだから///・・・開けてもいいかしら////」
ル「ああ///・・・」