幸せの場所

□私だけを見て
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仕方ないと思う

帰ってきてきた彼は元々良かった容姿が大人っぽくなって、優しさには磨きが掛かり、一段とカッコよくなって私もしょっちゅうドキドキしっぱなしだ


仕方ないけれど

嫌だった





コンコン

ル「ティア、いるか?」

ガチャ


テ「ルーク・・・」


ル「おい、辛そうだぞ。何かあったのか?」


彼がベッドに腰掛けて頭をなでてくれる


私は自分の感情を抑えきれず彼に抱きついた


ル「おわっ!ティア!?」

テ「ねえルーク・・・」


ル「・・・なんだ?」



テ「私だけを見ていてよ・・・不安なのよ・・・。あなたは帰ってきて一段とカッコよくなったわ。だから他の人があなたを好きになるのも分かる。でも・・そのせいであなたが私以外の人に惹かれて離れてしまうんじゃないかって」


ル「ティア・・・どうしてそんなことを?」


テ「メイドが言っていたもの。あなたのことカッコいいって。だから」


ル「だから不安になったのか?」


彼の腕の中でコクリと頷く


すると彼はなにが可笑しいのかくすくす笑う


テ「な、なに笑ってるのよ!」


ル「いや、ごめん。でも俺愛されてるなあと思ってさ」


テ「えっ//」


ル「だってそれだけ不安になるってことはそれだけ好きでいてくれるってことだろ?」


テ「////ええ」


ル「それに最初から俺はティアしか見てないから。だから恋愛感情を抱くのもおまえだけ。おまえと逢うときだけ俺心臓がいつもドキドキいってんだから」


テ「//そうなの?」


テ「ああ。だから俺が他の人を好きになるのは天と地がひっくり返ってもあり得ないってこと!分かったか?」


テ「ええ///・・・ごめんなさいルーク。ばかよね私そんなの最初から分かっていたのに不安になるなんて・・・」


ル「そうだな。」


テ「もう//・・・思いっ切り肯定しないでよ///」


ル「はははは!」


テ「もう//・・ばか」


ル「はは、ティアの方がばかだって」


テ「あなたもよ//・・・ばか///」







私だけを見ていてね


じゃないとまた私ばかになってしまうわよ?







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