幸せの場所
□契り〜永遠の愛を〜
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それと同時にまわりからは歓声が上がる
壇上を一緒に降り、また彼女と歩き出せば
女性恐怖症の親友や
一国を担う王女
初の女性導師
皇帝の懐刀と呼ばれる蜂蜜色の軍人
さらに多くの人たちが
自分たちに祝いの言葉を述べる
その言葉に俺と彼女は顔を赤くしつつも微笑みあって
お互いに幸せを感じあう
もう俺たちを隔てるものは何もない
永遠の契りを交わしたのだから
これからどんな困難が待っていようとも
俺たち二人で乗り切っていこう
そして幸せを二人で分かち合おう
俺たちならできるから
外に出て二人で見た空は
この世のものとは思えないほど澄み切って
これからの俺たちを祝福するかのように
輝いて見えた
あとがき＞