異次元の幸せ
□夢に向かってーお見舞いー
3ﾍﾟｰｼﾞ/10ﾍﾟｰｼﾞ
すると会話が一段落したのを見計らってジェイド先生がルーク先輩に訪ねた
ジ｢おやおや･･･青春ですねぇ。それにしてもルーク、あなたヴァンという名前を聞いたことはありませんか？｣
ル｢え、聞いたことないようなあるような････････あ！まさか！｣
ルークは私の兄がどういう人か分かったらしく兄を見る
ジ｢ええルーク、この人は今全国三連覇中のあの私立ユリア学園野球部の監督ですよ｣
ル｢あ、あの名匠ヴァン監督か！そっか！ティアのお兄さんだったのか！すげー！｣
ルークは嫌そうな顔をするよりむしろ尊敬の眼差しを兄さんにむけた
ヴァ｢ルーク君は嫌じゃないのか？もしかしたら私は君が怪我したことを心のどこかで喜んでいるのかもしれないのだぞ？｣
テ｢兄さん！｣
しかし彼は冷静に穏やかな顔で
ル｢なんとなくわかりますから。あなたはそんな人じゃないって。それにもしそうだとしても俺はあなた方の野球部にとってにとってそれほど脅威だったってことじゃないですか。貴方ほどの人にそう思われるなんて逆に嬉しいし臨むところですよ｣
真っ直ぐ兄の目を見て答えた
すると兄は
ヴァ｢････君ほどの選手がこうなってしまうとは･･惜しい･･実に惜しいことだ｣
残念そうにこちらも真っ直ぐ先輩の目を見て言った
ル｢ありがとうございます｣
先輩もこれに深く頭を下げて言った