異次元の幸せ
□夢に向かって―本格始動―
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ル「おはよ、ティアさん」
テ「おはようございます」
ル「じゃあ、いこっか」
テ「はい」
ルークとティアは二人で一緒に学校へ向かう
部活動が始まって二週間程が経ち今日は休日練習
ティアは初めて休日練習を経験したとき、すごく長い時間練習があってびっくりしたのを思い出していた
テ「今日も頑張らないと・・・・」
ル「ははっ、そんなに頑張ったら倒れちゃうって」
テ「でもみんな頑張ってるんですから私もそれくらいは・・・」
ル「でも、無理はするなよな」
テ「その言葉、そっくりそのまま返します」
ル「う・・・いたいな・・・」
テ「もう無理はしないでください・・・心配ですから・・・」
ル「うん‥俺だってティアさんのあんなつらそうな顔もう見たくない。だから今はあせらず、ゆっくり怪我を治すよ」
テ「そういえばこの前、テレビで先輩の事・・・」
ル「あー、やってたなあ。まったく、どこから嗅ぎつけたんだか・・・まあジェイド先生のところに来たらしいけど適当にあしらったってさ」
テ「ルーク先輩の所には来てなかったんですね・・・・良かった・・・」
ル「いや、来てたらしいんだけどさ、アッシュが追っ払ったって言ってた」
テ「そうなんですか・・・あれ?」
ル「どうした?」
テ「先輩前アッシュさんの事を兄さんって呼んでた気が・・・それに前より口調が砕けてきたような・・・」
ル「ああ‥その事か。あれは父上にそう呼べって言われてるから。でもアッシュはそう呼ばれるのは嫌みたいで家以外は大体名前で呼んでる」
テ「じゃあ口調が崩れてきたのは?」
ル「今話してるのが俺の本当の口調。ティアさんとは結構喋り慣れたしもういいかなって・・・・やっぱり・・・だめか?」
テ「いえ、話しやすくてこっちの方がいいです」
ル「よかった、嫌われたかなって思ったから・・・」
テ「そ、そんなわけありません//・・・」
ル「そっか、ありがとう」
テ「むしろ//・・・」
ル「ん?」
テ「・・・//やっぱりなんでもないです」
ル「?」
そんな会話をしながら二人は学校に向かった