幸せの場所U
□たじたじ逃亡劇
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ア「ふう・・」
テ「アニス、大佐はなにしにきたの?」
ア「う、ううん、なんでもないよ〜」
アニスは後ろにお酒を隠しながら話す
テ「そう・・ならいいけど」
ア「あ、私飲み物持ってくるよ!」
そう言うとアニスは外に出て行った
五分後
ア「お待たせ〜♪」
アニスは飲み物をお盆にのせて戻ってきた
ア「はいティアはこれ!ナタリアはこれ!」
ナ「いただきますわ」
テ「アニス・・・なんか私のやつだけ色が違わないかしら・・・」
ア「え、そんな事ないよ〜♪さあ、飲んでみて」
テ「・・・・まあいいわ」
微かな疑問を抱きつつも、ティアはその飲み物を口に運ぶ
すると
テ「っ!けほっ・・・アニス!なんなのこれ!」
ア「えーただのジュースだよぅ」
テ「と、とぼけないで!」
ナ「ティア、どうしましたの?顔が真っ赤ですわ」
テ「・・・体が熱くて・・・ぽかぽかする・・・」
ナ「まあ、ティアからお酒のような匂いがしますわ」
ア「あったりー☆大佐からもらったんだ♪」
テ「ふにゃ・・・」
バタン
ティアは酔いつぶれて腰掛けていたベッドに倒れた
ア「さて、ルークを呼んで来ようよ♪」
ナ「なぜですの?」
ア「ナタリアも鈍いな〜、お酒に酔ったティアならルークといい雰囲気になるかもしれないじゃん♪」
ナ「まあ!そうですわね!それにしても一口で酔いつぶれるなんて・・・そのお酒、どのくらいの強さなんででしょうか・・・」
ア「わかんない・・・けどとりあえずルーク呼びに行こ!」
ナ「分かりましたわ♪」
こうしてアニスとナタリアは酔いつぶれたティアを残し、ルークを呼びに向かった