開かずの外史
□外伝‡お誘いの策略・前編‡
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ーーーーーーーーい
誰?
ーーーてーーー下さい
何を言ってるの?
私の意識が段々とハッキリしてきた。
刀夜「起きて下さい、冥琳…技とやっているなら、
どうなっても知りませんよ?」
私が思った最初の一言……なんでなの?
思い出しなさい、何で私は刀夜に抱きついているの?
しかも、ここは…………
……箔*驍フ部屋!?
冥琳「(…とりあえず、このままの方がいいのかしら?
いえ、ダメよ冥琳、いくら刀夜でも抱き付いたままだと迷惑をかけてしまうわ……)」
冥琳は名残惜しいが刀夜から離れようとした。
回れ右をして刀夜に背中を見せると、
刀夜が後ろから抱きついてきた。
冥琳「(えっ///ちょっと刀夜、何やってるの?)」
内心はドキドキしながら喜んでいる冥琳、すると刀夜から気になる事を言い始めた。
刀夜「このまま寝る……なんて事しませんよね?
私にはあんなコトやそんなコトをしたくせに…」
トウヤハナニヲイッテルノ?
刀夜「……見覚えが無いみたいな顔をしてますね?
いいでしょう、数時間前の話しをしましょうか……」
そういいながら、話し始めた……私に抱きついたまま、まるで逃がさないと言わないばかりに