今日は何の日?(小説)

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仕事場でのお昼、
今日は和食だ、焼鮭に白米と味噌汁、
そしてなんといっても卵焼き!

パクパクと食べていく、

今この部屋に居るのは、

首領への報告とかで遅れた広津さんと、

私、私の場合、
あんまり人が五月蝿く無い時に
食べたいのでいつも遅れて食べる、
何気なく広津さんを見る、
律儀に落ち着いた様子で食べている、
思わず「綺麗…」と呟いてしまった、

此方をパッと見る広津さん、
自分の言ったことを思い出し
赤くなる私、

「す、すみません!あ、あの、
余りにも食べ方が綺麗だったので!」

地面を見ながら
言い訳じみた言葉を言う私

「あの、私の食べ方と比べたら、
月とスッポン並みの違いだと!
すみませんでした!」

あーー駄目だ、今日厄日だ、

「確かに私の食べ方と比べたら、
女性のあなたは酷い物ですね」

ヤッパリ!!

「この先この世界で生きるのに
マナーは大切でしょう、
良かったら今度からこの時間帯に
私がお教えしますよ、」

焦る私はやっとの思いで
広津さんの言葉を理解する、

「私でも、広津さんみたいに
綺麗に食べれますか?」

そういっている私の隣に立ち、広津さんは少しニコッとわらった、






箸の日!

箸の日

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